PCPSとは何ですか?
■PCPSとは何ですか?
PCPSとは、percutaneous cardio pulmonary support
の略で心肺補助装置です。
PCPSは遠心ポンプと人工肺からなりたっていて
心臓と肺の役割を代行します。
つまり心臓と肺の補助をするわけです。
これは心筋梗塞や心臓手術の後などで、
心臓の機能がとても悪く、自分の心臓の拍出だけでは
循環血液量を保つことができない場合に使用します。
このPCPSそうちは、おおきなカテーテルを
右心房あたり、と動脈にいれます。
右心房に帰ってくる静脈の血をポンプで吸い取り
その血を人工肺を通して酸素化して
動脈に送ります。
そうすることで心臓と肺の代行をおこないます。
このPCPS装置を使うということはかなりの
重症です。
つまり心臓の動きが悪いということです。
PCPSを使用している間は循環血液量は保つことが
できますが、結局は心臓の機能が回復しないと
PCPSをはずすことができません。