粥腫(プラーク)とは何ですか?

粥腫(プラーク)とは何ですか?

よく心筋梗塞の説明では、冠動脈内の粥腫が

破裂してそれが血管につまるなどと

書いてあるが、この粥腫とはなんであろうか?


粥腫(じゃくしゅ)とは、

アテロームやプラークともよばれている。

粥腫は、冠動脈の血管の内膜にコレステロールや

脂肪などの物質と血中にあるマクロファージと

いわれる物質が沈着したものである。


ようするに血管の内側にいらないものがこびりつく

ということである。

こびりついたものは繊維化していて安定しているのであるが

このこびりついたものは、中に脂質やマクロファージなどを

とりこんでいてやわらかくなっている。

このこびりついているものが粥腫である。

この粥腫はなんらかの圧力がかかったりすると

破裂して、その破裂したものに血中の血小板や

血液などが付き、血栓となる。

その血栓が血管につまったものが

心筋梗塞である。

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