心筋梗塞はなぜ痛いのですか?
■心筋梗塞はなぜ痛いのですか?
心筋梗塞は、胸部の激痛として知られている。
そして痛みは30分以上続く。
この痛みが恐怖となり、精神的不安になる人もいる。
ではこの心筋梗塞の胸の痛みはなぜ生じるのであろうか?
心筋梗塞になると、冠動脈が閉塞して、そこから先の
血管に血液が流れなくなる。
そうすると心筋細胞に血液が行かなくなる。
いわゆる心筋虚血である。
細胞は血液から酸素と栄養をもらっているので、
それがないと、神経伝達物質が遊離し、交感神経の
線維が痛みとして脳に情報を送る。
そうすることによって痛みが生じる。
簡単に言えば、心臓の筋肉の細胞に血液がこなくなると
痛くなるということである。