心筋梗塞の合併症にはどんなものがあるのか?
■心筋梗塞の合併症にはどんなものがあるのか?
心筋梗塞の合併症ですが、
以下のようなものがあります。
・不整脈
・血圧低下
・ショック
・心破裂
・心不全
などです。
不整脈とは、一定したリズムで収縮が行われなかったり
心臓の電気信号がちゃんと伝わらなかったりすることです。
一番問題となるのは、心室細動というもので、
この心室細動というものになると、
心臓がちゃんと収縮と拡張を行えなくなり、
心臓の拍出ができなくなります。
全身に血液がほとんどいかなくなるので、
心室細動のままであれば、死亡してしまいます。
心室細動を治すには、除細動器という装置を使わないと
治りません。
・血圧低下
・ショック
・心破裂
・心不全
の4つは、心筋梗塞で心臓の細胞が壊死することに
よって、心臓の機能が低下し、結果的に起こる合併症です。
心臓の壊死の範囲が大きいほど上記の合併症を起こします。
また上記の心室細動が起こった場合も
血圧低下、ショックは起こります。
ショックとは、急に循環不全になり、血圧が低下することです。