心筋梗塞の死亡原因は何が多いか?
■心筋梗塞の死亡原因は何が多いか?
心筋梗塞の死亡原因であるが、
その大部分は、心室細動である。
心室細動は、心筋梗塞に伴う虚血により生じる。
心室細動とは、心臓が痙攣したような状態になり、
ちゃんと収縮と拡張ができなくなり、
全身に血液を送れなくなる状態をいう。
心室細動になると、除細動器により除細動しないと
通常の心拍にもどらない。
そして全身に血液が行かなくなり、死亡する。
ほとんどは、心筋梗塞が発症して病院につくまでに
死亡する。
病院にたどり着けば、死亡率は10%以下となる。
病院での死亡は、心筋が壊死することによって、
心臓の機能が低下することによるものが多い。