心筋梗塞の死亡率はどのくらいか?
■心筋梗塞の死亡率はどのくらいか?
心筋梗塞の死亡率は、30~40%と言われている。
だいたいが、病院にたどりつくまでに死亡する。
病院にたどり着いた場合の死亡率は10%以下である。
つまりほとんどは、病院外で死んでいて、
病院にたどり着けば、ほとんど助かることを意味している。
最近は、補助循環などの装置も病院にあるところが多いので、
病院に着けば救命できる確率が高くなる。
心筋梗塞になった直後に、約80~90%の確率で
不整脈が出現するといわれている。
不整脈のなかでも特に心室細動が重要である。
心筋梗塞の死亡患者の約60%は心室細動によって
死亡しているといわれている。