心電図検査で何がわかるのか?

心電図検査で何がわかるのか?

心電図検査とは、心臓の電気信号を波形にしたものを

記録して、心臓の異常を診断する検査です。


両手、両足と胸に心電図の電極といわれるものを

つけます。

全部で10箇所に電極をつけます。

なぜこんなにたくさん電極をつけるのかというと、

心臓を12方向から見た、心臓の電気信号を

記録するためです。

なので心臓の電気信号の波形は12種類記録

されます。

そしてこの12種類の波形を見て

先生は、心臓の状態を診断します。

心電図は確定診断ではありませんが、

この疾患ならこうゆう波形

あの疾患ならこうゆう波形と

疾患によってだいたい波形の形が決まってくるので、

その波形の特徴をみれば、だいたいどの疾患であるかの

予想がつきます。


心筋梗塞であれば、心筋梗塞に特有の波形が見られます

ので判断できます。

またどのあたりの血管が閉塞しているかの予測も

たてることができます。


心電図検査は、電極をつけるだけなので、痛くはありません。

また5分くらいで検査は終わります。

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