血液検査で分かることとは?

血液検査で分かることとは?

血液検査は、注射で血液をとって血液成分の値を

検査することです。

血液中にはいろいろな成分があり、いろんなデータが

わかるのですが、

心筋梗塞を診断するには、

・トロポニンT

・トロポニンI

・クレアチンキナーゼ(CK)

・CK-MB

・GOT

・LDH

・白血球

などがあります。

上記のデータは、正常時では正常範囲内の値に

収まっていますが、何らかの異常があれば

値が上昇します。


・トロポニンT

・トロポニンI

・クレアチンキナーゼ(CK)

・CK-MB

などは、心筋梗塞の時に上昇する項目です。

心筋梗塞が起こると、心臓の筋肉の細胞がじょじょに

壊死していきます。

そうするとその壊死した細胞がこわれるときに、そこにある

酵素やタンパク質が血中にもれてきます。

その酵素、タンパク質が上記に書いてある項目です。

その値を見ることで、心臓の筋肉の細胞が破壊されているか

どうかを診断します。


なので、上記のような項目の値が上昇していれば、

心筋梗塞の可能性が高いわけです。


血液検査のデータの値は、心筋梗塞が発症してからの

時間によっても変わってきますので、正確に判断するのは

むずかしいですが、おおよその判断はできます。


血液検査のデータと心電図の波形をみれば、

ほとんど心筋梗塞かどうかがわかります。

血液検査も異常なし

心電図も異常なし

であれば、心筋梗塞ではないので、もうちょっと違う

検査をしてみるということになります。

血液検査が異常で、心電図もあやしいということに

なれば、通常心臓カテーテル検査になります。

Copyright © Miki All Rights Reserved.