血栓溶解療法とは?
■血栓溶解療法
血栓溶解療法とは、冠動脈につまった血栓を薬により
溶かすという方法です。
心筋梗塞が発症して早期の場合に、行われる場合が多い。
・ウロキナーゼ
・組織型プラスミノーゲン活性化因子(t-PA)
という薬が用いられる。
薬を投与するだけなので、速やかに行うことができるが、
確実に血栓が溶けるわけではない。
この薬の投与で血栓が溶けて、血流が流れていなかった部分の
血管に再び血流が流れればよいのであるが、
確実性は低い。
日本の病院では、心臓カテーテル治療を行える病院が
多いので、心筋梗塞であればはじめから心臓カテーテル室へ
入り、心臓カテーテル治療ができるが、
心臓カテーテル室のない施設の場合は、
薬の投与である
血栓溶解療法しかできない。