血栓吸引療法とは?

血栓吸引療法とは?

血栓吸引療法とは、冠動脈につまった血栓を吸引する

治療方法です。


どのように吸引するのかというと、

場所は心臓カテーテル室という場所で、

腕か足の血管(動脈)からカテーテルという

管を入れられます。

そしてそのカテーテルは血管を沿って、心臓の

冠動脈の入り口まで行きます。


そしてどの部分が閉塞しているのかを造影を行い

確かめます。

閉塞している部分の血管が特定できたら、

血栓吸引用のカテーテルをその閉塞している部分まで

進めていきます。

血管が閉塞している部分までカテーテルの先端がきたら

そのカテーテルのもう一方の端から注射器などで

ひっぱり吸引します。

注射器を引っ張ると血液が引けてきます。

もし血栓が吸引できれば、その血液の中に

血栓がまじっています。

注射器にとれた血液をメッシュに出して、

血栓が取れたか調べます。

そして血栓を吸引した部分の血管を造影します。

造影して血管が閉塞していた部分に再び血流が流れる

ようになれば成功です。

しかし、血流が再び流れても閉塞していた部分の血管が

細いようであれば、冠動脈形成術を行います。

なぜならまた閉塞する恐れがあるからです。


血栓をある程度とっても、血管はぜんぜん細いまま

ということもあります。

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