心筋梗塞の治療はどのように行われるのか?

心筋梗塞の治療はどのように行われるのか?

心筋梗塞の治療ですが、ほとんどは心臓カテーテル室

という所で行われます。


心筋梗塞の治療は、基本的に緊急的な治療となるので

急性心筋梗塞の患者さんが救急車で運ばれてくれば

すぐに心臓カテーテル室へ行き、

心臓カテーテル治療を開始します。


まず、腕か足からカテーテルを入れる血管に

針をさして、カテーテルを入れます。

患者さんは、基本的に心臓カテーテル室の台の上に寝たままです。

心電図を貼られて、腕には点滴の針を刺されて、点滴を行います。


カテーテルを冠動脈の入り口にまでいれたら

造影剤を流します。

そして閉塞してある部位を確認します。

つぎに、閉塞している部分の血栓を吸引するか、

すぐに血管をバルーンかステントで広げる

治療を行います。

どちらを行うかは、そのときの症状や先生に

よって異なります。

目的は、血管を再開通することです。


一秒を争う治療となりますので、できるだけ早く

血管が再開通する方法で行います。


もし、難しい部位の血管が閉塞していると

治療時間が長くなる恐れがあります。


最終的には、血管を広げて終了です。


心臓カテーテル室に入ってからだいたい30分くらいで


治療は終了します。(治療部位が1つなら)


治療終了後は、病室で安静にしてもらいます。

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