心筋梗塞の合併症とは？
■心筋梗塞の合併症とは？
心筋梗塞の合併症とは、
心筋梗塞が起こったときに、それにともない
ほかの症状が起こるということです。
心筋梗塞だけであれば、心臓の血管である冠動脈が
閉塞するだけなので、ダメージとしては、
その閉塞した後の血管に血液が流れなくなり、
その流れなくなった血管が支配している心筋細胞が
壊死していくわけです。
そのとき出てくる症状は胸痛です。
そしてある程度壊死すると心臓の動きが悪くなります。
これだけであれば、特に合併症はおきていませんが、
実際は、いろいろなことが合併します。
たとえば、心筋梗塞が起きた後に
不整脈である心室細動がおこったり、
心筋梗塞が起こってだいぶ時間がたって、
心筋細胞が壊死してその壊死した部分が
裂けてしまったとか
心臓の機能が低下しすぎて循環不全に
おちいり意識がなくなったとか
いろいろ合併することがあります。
どんな症状が合併するかは
心筋梗塞が起こってみないとわかりません。
とりあえず、心筋梗塞が起こったときに
起こりうる合併症を次項に順に説明して
ありますので、参考にしてください。