心室頻拍
■心室頻拍
心室頻拍とは、心臓の電気信号の異常により
心臓の拍動がとても早くなり、また正常に
電気信号が伝わらないことから心臓からの
血液の拍出がうまくおこなわれないことをいいます。
心室細動に似ています。
急性心筋梗塞になった場合の10~40%の確率で
出現するといわれています。
心室頻拍でも全身に血液がいかなくなるので
それに伴う血圧低下、
意識消失がおこります。
心室頻拍でも心室細動と同様に、
除細動器という装置で治療します。
また心室頻拍は、30秒以内に収まるものや
30秒以上続くものなどがあります。
どちらにしろ、除細動器を行えば
治ることが多いです。