心室性期外収縮
■心室性期外収縮
心室性期外収縮とは、心臓がいつものリズムでは
ないときに、収縮がおこることをいいます。
本来は、一定間隔で収縮を行うので、
脈は一定間隔でドク、ドク、ドク、ドクと
なるのですが、
心室性期外収縮とは、この間隔が一定ではなく、
突然収縮がおこることがたまにあるというものです。
心室性期外収縮はいつもの収縮ではなく、
心臓の空打ちのようなもので、
カラの心臓を収縮させているので、血液の拍出はありません。
心室性期外収縮は、それ自体はとくに問題のある不整脈ではなく
そのままほっておいても問題はありません。
心臓疾患にともない出現する場合が多いです。
心室性期外収縮は、たまにしかでないものや
連続で出たりするものがあります。
問題なのは、何連発も連続ででるものです。
このようなものは、
心室性期外収縮から心室細動に移行することがあるので
そうなることが問題です。