心筋が壊死した部分はどうなる?

心筋が壊死した部分はどうなる?

心筋とは心臓の筋肉のことですが、心筋梗塞では

閉塞した先に血液が流れないために、

心筋の細胞に酸素と栄養がいかなくなり細胞が壊死します。

壊死の範囲はだんだん広がっていきます。

そして完全に壊死してしまった細胞はもとにもどりません。

細胞が壊死するということは、細胞が動かなくなります。

心臓は、収縮と拡張を繰り返すことにより血液を

全身に送るポンプの役割をしていますが、

壊死した部分があるとこのポンプの機能が低下して

しまいます。

壊死した部分は壊死したままです。


心臓の機能は低下したままです。

心臓は電気信号が順番に伝わることにより

刺激が起きて、脱分極というものが行われます。

それにより収縮がおこなわれるのですが、

この電気信号が壊死した部分には伝わらないのです。

電気信号が伝わらないということは、収縮もおこなわれない

ということです。


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