血栓を溶かすとはどうゆうことか?
■血栓を溶かすとはどうゆうことですか?
血栓溶解療法というものがあり、これは血栓を
溶かして血栓をなくす方法です。
血栓は血小板やフィブリンの塊なんですが、
この血栓を溶かす方法があります。
それは薬を使うのです。
通常、人間の血液中にも実は、血栓を溶かす物質が
あります。
血管が破れたときとか出血した時は、それを止めるために
血小板やフィブリンが集まってきて血を止めてくれます。
つまり凝固してふさいで血をとめます。
そのときに凝固したものも血栓といえます。
そしてその後、その血栓を溶かす物質がきます。
そしてその血栓はなくなるのです。
なので、冠動脈内にできた血栓も大きくなったり
小さくなったりしているかもしれません。
そして血栓をとかす薬があります。
この薬を使えば通常の何倍もの血栓を溶かす効果が
ありますので、血栓をとかすことができると
いうわけです。
しかしすべての血栓がとけるというわけではなく
心筋梗塞が発症してすぐの場合などには有効かも
しれませんが、
だいぶたった血栓などは効果がない場合もあります。
そして心筋梗塞における
血栓溶解療法をおこなったからって
血栓がとけて、血管が再開通する確率は高くはありません。