心室細動とは
■心室細動
心室細動とは、心臓の電気伝導がおかしくなり、
心臓がちゃんと収縮と拡張ができない状態に
なっていることをいう。
心臓は小刻みにふるえて、けいれんしているようである。
心室細動中は、全身にほとんど血液は拍出されなくなり、
全身の循環血液は減少する。
心室細動はほっておいても治らない。
除細動器という装置で、心臓に電気刺激を
あたえないと心室細動は治らない。
心筋梗塞の死亡原因で多いのが、この心室細動である。
心室細動は心臓カテーテル中でもたまにおこります。
心臓カテーテル治療の時は、心臓カテーテル室で
おこなっているので、除細動器がありますので、
すぐに治療できます。
心室細動は、VFともいいますね。
心室細動とは、心臓の小刻みな運動で、
電気の伝導異常です。
このままでは血液が拍出できないので、
なにもしなければ死亡となってしまうのです。