冠動脈

冠動脈

冠動脈とは、心臓の周りを走行している血管で、

心臓の細胞に酸素や栄養を与えている血管です。

この血管が狭くなってくると狭心症となり、

血管が完全に閉塞すると心筋梗塞となります。

体でもっとも重要な血管とも言えます。


冠動脈は大動脈の根元からでています。


大動脈の根元とは、心臓からでている大きい血管

を大動脈といいますが、その血管のはじめの部分です。

そこに、右と左に2本の冠動脈の入り口があります。

すなわち、

冠動脈には大きく2本あり右と左にあります。

右の冠動脈は心臓の右側や下を支配していて、

左の冠動脈は、さらに大きく2つにわかれて

前下降枝と

左回旋枝にわかれます。

前下降枝は心臓の前面を支配しており

左回旋枝は心臓の左横、後ろ、下を支配しています。


重要なのは左の冠動脈です。

なぜなら、心臓は左の左心室がもっとも重要で

そこが心臓の役割を担っているからです。

冠動脈は何本か大きく枝わかれしていて、

血管には番号がつけられて、どの部分が

狭窄しているかを分かりやすくあらわすことが

できます。

15番の番号がふられています。

その番号がふられていない血管もあります。

心筋梗塞では、その番号のついてある血管の

どこがが血栓などで閉塞してしまいます。

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