心筋梗塞の検査の注意点

心筋梗塞の検査で注意しなければならないのは、最終的には心臓カテーテル検査が
信頼できる検査になるということです。
心電図は信頼がないというわけではありませんが、直接心臓の中をみている
わけではありませんので、
その点で確かではありません。
また血液検査も確かではありません。あくまで指標です。
ですので、心臓カテーテル以外の検査をして陽性や陰性の結果でも、
心臓の調子がなんかおかしいな。
いつもとなんか違うな。
たまに心臓のあたりが痛くなるという方は
やはり検査をした方がよいのではと思います。

といっても、心臓カテーテル検査は、危険も少なからずあります。
心臓手術に比べればぜんぜん安全で簡単な手技ですが、
たまにアクシデントになる場合もあります。

どうなるかというと、心室細動といって、心臓がブルブルして
意識がなくなってしまう場合もあります。

この場合は、すぐに除細動器というものをつかって、心臓を復活させますが、
正常にもどらない場合は死ぬ場合もあります。

どんな手技、手術にも危険はつきものです。
どんなになれている熟練した先生でもミスはあるものです。

でもそれを恐れていては、病気が発見できませんので、
先生を信頼して行うということです。
逆に先生を信頼できない場合。
もしくは、この先生なんか信頼ならないな
という場合は、その病院で検査を受けるのをやめたら
よいと思います。

自分の体ですからね。
自分で先生も選びましょう。

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