心臓バイパス手術の成功率は?

心臓バイパス手術の成功率は?

心臓バイパス手術の成功率は高い。

なぜなら手術自体は、血管をつなぐだけ

だからである。

心臓自体を切り開くことはしない。

大動脈という血管、もしくは内胸動脈という

血管と心臓の表面にある冠動脈をつなげる

ことが目的であり、そしてそのつなげた血管に

ちゃんと血液がながれるかを確かめて、

もしちゃんと流れていなければ、その場で

確かめられる。

つまり、バイパスした血管にちゃんと血流が流れたのを

確認してから心臓を閉じるので、

つなげた部分や、その他の出血した部分をちゃんと

止血して、感染がなければ

ほとんどが成功である。

このように、手術の難易度的にはそんなに

難しいものではない。

そして心臓血管外科にとっては、メジャーな手術であり

よく行われている手術である。


なので、よっぽどのことがない限り、成功する。

心臓手術自体がうまくいっても、その後の感染症が

なく体が回復して終了となるので、

手術がうまくいっても、感染症を起こして

死亡するケースもある。

また手術後に出血が止まらずに再手術という

場合もありえる。


感染症は、バイパス手術だけでなく、どの手術にも

いえることなので注意するしかないが、

バイパス手術自体が失敗して治療ができなかったとか、

バイパス手術中に死亡とかはほとんどない。


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