心臓バイパス手術とは何か?
■心臓バイパス手術とは何か?
心臓バイパス手術とは、心臓カテーテル治療では
治療することができない場合の狭心症に対する
手術で、狭窄によって血液の流れが少ない血管に
たくさん血液が流れている血管からバイパスして
血管をつないで血液の新しい流れを作るという
手術である。
狭心症治療の1つである。
だいたい、行われるのは、3本くらい狭窄している
場合の狭心症の場合が多いので、
血管をバイパスする部分は3ヶ所くらいとなる。
血管をバイパスさせるとは、
大動脈→冠動脈の血流が乏しいところ
のように、血管をつなげる。
バイパスに使用する血管は、
自分の血管を使用するのがほとんどである。
自分の血管は、足や腕の血管、また胸の内側にある血管
を採取して使用する。
その採取した血管の両端を大動脈と冠動脈に
縫い合わせるのが手術になる。
どの血管とどの血管を縫い合わせるかは、
心臓外科医による。
心臓バイパス手術が成功すれば、
血流が保たれる。
ステントと違って再狭窄することも少ない。