■心臓カテーテル検査後から退院まで
心臓カテーテル検査後は、病室へ戻って
点滴をします。
そして心電図モニターをつけます。
なぜ心電図モニターをつけるかというと、
心臓カテーテル検査後に、急な心臓の変化が
ないかをモニターするためです。
血圧測定や、カテーテルを入れた部位を観察します。
カテーテルを入れた血管は動脈なので、
なかなか血がとまりません。
動脈は、圧力が高いので(血圧と同じ圧)
ちょっとでも抑えているところが緩むと
血がもれてしまいます。
なので、圧迫止血しています。
心臓カテーテル検査後から尿をためます。
これは、ちゃんと尿がでているかを確かめるためです。
たまに、造影剤による腎臓の機能が低下する場合が
あるからです。
検査後、先生から検査結果の説明があります。
どの血管がどのくらい細くなっているか、
治療の必要があるかどうかの説明が
あります。
もし、治療の必要性がなくても、
現在はどのくらい細くなっているかを
聞いておきましょう。
もし、治療の必要がなくても、ある程度細くなっているの
なら、今後また心臓カテーテル検査と治療を
行わないといけない可能性があるからです。
治療の必要がなければ、検査翌日か、翌々日くらいに
退院となります。