冠動脈の造影をする

冠動脈の造影をする

冠動脈の造影ですが、

もちろん目的は、細くなっている血管つまり狭窄している血管を

発見するためです。

冠動脈は右と左があるので、どちらから造影するかは決まってません。

造影は、何回か行います。

というのは、いろんな方向から血管を見るためです。

順番に方向を変えて見ていくのですが、方向を変えるごとに、

放射線を出す装置がぐるぐる回転します。

先生は、撮影された血管を見ながら行います。

撮影された血管は画面にリアルタイムにでるので、

造影剤をいれればすぐに確認できます。

順番に方向を変えて見ていき、全部が確認できたら

もう一方の冠動脈の造影を行います。

そしてそちらの造影も終われば

冠動脈の造影検査はおわりです。

この時点で、どの血管が細くて、どこが病変部分なのか?

どこを治療しないといけないのか?

治療しなくてよいのかがわかります。

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