カテーテルを入れる
■カテーテルを入れる
カテーテルを入れていくのですが、まず動脈に針をさします。
血管には動脈と静脈がありますが、心臓カテーテル検査で
狭心症の検査では動脈からカテーテルを入れるので、
動脈に針を刺します。
刺す場所は、腕か太ももの付け根のどちらかです。
最近は腕が多いと思います。
なぜ針を刺すのかというと、カテーテルを入れるからです。
動脈にシースというカテーテルを入れるための留置する
ものを挿入するのに針を刺します。
針を刺すところは麻酔をしてくれるので、痛くないと
思います。
麻酔を注射する針は痛いですが・・・
■カテーテルを入れる
次に、先ほど刺した動脈からカテーテルを入れていきます。
放射線で撮影しながら血管の中をカテーテルを進めていきます。
カテーテルは、心臓の冠動脈の入り口まで進めていきます。
そして冠動脈には右と左があるので、造影を始める方の
冠動脈の穴(入り口)にカテーテルを入れます。
冠動脈の穴にカテーテルが入ったら、
造影剤を外からカテーテルづたいに入れます。
造影剤は冠動脈の血管に流れて造影されます。