DCAでの治療とは?

DCAでの治療とは?

DCAとは、directional coronary atherectomy

の略で、

方向性アテレクトミーといいます。

方向性アテレクトミーとは、

カテーテルの先端に、筒状のステンレス部分と

高速回転するシリンダー型のカッターが装填されている。


そしてそのカッター部分で、狭窄部分の病変組織を

切除して除去するという治療法である。


方法は、バルーン治療や、ステント治療と同様に、

カテーテルを挿入する。

病変部分にカッターがくるようにして、カッターの

反対側にあるバルーンをふくらまして固定する。

カッターを回転させて、病変組織を切除する。

切除された組織は、回収できるようになっている。

DCAは、切除する方向を決めることができ、病変である

組織を切除することができる。


DCAの適応は、冠動脈の入り口近くにある病変、

血管の分岐部狭窄などが適応となる。


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