血管内超音波検査(IVUS)とは?

血管内超音波検査(IVUS)とは?

心臓カテーテル治療を行う場合、

治療の前と後に血管内超音波検査を行う場合があります。

この血管内超音波検査とは、冠動脈の血管の中を超音波で

画像化したものです。

これを行うと、血管の径や細さ、どの部分が、どのくらいの

長さ細くなっているかなどがわかります。

ステントの治療をする場合の、ステントの長さを決める場合や

血管の細くなっている部分を削る治療を行う場合の位置決め

などに使用します。


この血管内超音波装置も、カテーテルによっておこないます。

超音波を発信、受信するものがカテーテルの先端についており、

それを冠動脈から入れます。

心臓カテーテル治療と同じ要領です。

そして狭窄している病変部よりもうすこし先の方まで

カテーテルを入れます。

そしてそこから徐々にカテーテルを引っ張ると、

超音波が受信した信号を画像に変換してくれて、血管の

様子が画面に現れます。

先生は、その画面をみて、どのくらい細くなっているか

血管の内の壁はどのようになっているかなどを

みます。

この血管内超音波検査を行うことで、より詳細に

血管の内部の情報を知ることができます。

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