心臓カテーテル検査とは?

心臓カテーテル検査とは?

心臓カテーテル検査のカテーテルとは、管のことである。

管といっても細さはいろいろあるが、血管に入る管であるので

血管よりは細い、だいたい直径にして2mmくらいのものを使う。

長さは、腕の血管や太ももの血管から心臓まで届く距離の長さ

になる。

このカテーテルは、何のために使うのかというと、心臓の

血管つまり冠動脈を造影するためである。

心臓の血管である冠動脈だけを造影したいので、

その冠動脈の入り口にこのカテーテルの管を差し込んで、

そしてもう一方の端から造影剤を入れれば、冠動脈にだけ

造影剤が流れるというわけである。


このように、カテーテルを使い、冠動脈を造影する検査を

心臓カテーテル検査という。


冠動脈を造影するのは、冠動脈の血管の異常を調べる

ためである。

つまり、血管が細くなっているか、どこか閉塞している

ところはないかを、見るためである。


すなわち、この心臓カテーテル検査というのは、

狭心症のための検査である。


狭心症の確定診断は、この心臓カテーテル検査となる。

心臓カテーテル検査=心臓血管造影検査である。


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