バルーンカテーテルを入れて血管を広げる

バルーンカテーテルを入れて血管を広げる

バルーンカテーテルとは、カテーテルの先にバルーン(風船)が

ついているものです。

狭心症の治療には、まずこのバルーンで血管を広げます。

バルーンカテーテルの先には、バルーンがラッピングされています。

そして先ほどいれたガイドワイヤーにそってバルーンカテーテルを

挿入して行きます。

バルーンカテーテルの先には印がついているので、先生は

画面を見ながら、病変部の血管を広げる場所の位置を正確に

決定します。

病変の長さ、直径にあったバルーンのカテーテルを

選んでいるはずですので、ちょうどの長さで位置決めが

できるはずです。

位置が正確に確認できたら、風船をふくらまします。

風船は、体の外にでているカテーテルの入り口から

注入します。

この時、圧力と時間も測定しているので、

決められた圧と時間だけバルーンをふくらまします。

時間がきたら、バルーンをしぼめます。

そしてちゃんと病変部の血管が広がったかを確認します。

広げた血管を造影して血管の広がりが確認できたら、

次は、ステントを挿入します。

バルーンだけの治療の人はここで終了です。

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