医者の腕による違いはあるのか?

医者の腕による違いはあるのか?

心臓カテーテル検査や治療に関して、

医者のうまい、へたによる差はあるのかというと、

これはあると思います。


しかし、心臓カテーテル検査だけをいうと、

心臓カテーテル検査は、造影剤を流すだけなので、

ほとんどうまい、へたで差はでません。

時間がかかるか、速いかくらいです。


問題は心臓カテーテル治療です。

この心臓カテーテル治療は、血管が細くなっている部分に

よって難易度が異なってきます。

またどのくらいの径と長さのステントをいれるかも

先生によって決められるので、若干の違いが

でてくるかもしれません。


簡単な治療や通常の治療では、ほとんどの先生でも

対処できます。

(循環器内科の先生はこれが専門なので・・・)

しかし、難しい症例の場合はどうか?

難しい症例とは、カテーテルの治療を行うか?

それとも失敗の危険もあるので、バイパス手術にするか?

という場合です。


これは難しいので自分では無理だなと思えば、それで

治療は中止となります。

といっても、心臓カテーテル治療を行うような病院では、

だいたい循環器内科の先生は3人以上いると思いますので、

カンファレンス(検討会)でその症例の人を

カテーテルで治療するか、手術の方がよいかは、

検討しているはずなので、

無理と思えばしないと思います。


あと先生が今までどのくらいの症例数を

行ってきているかにもよります。

心臓カテーテルで有名な病院では、年間500例以上

行っているところがあります。

症例数が多いほどいろんな病変を見ているので、

対処できる数も増えるのだと思います。


しかし、だいたいの症例ではほとんどの

先生が対処できると思うので、

そんなに、先生のうまいへたを

気にすることはないと思います。

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