失敗、ミスはどのくらいの頻度で起こるのか?
■失敗、ミスはどのくらいの頻度で起こるのか?
失敗、ミスはどのくらいの頻度で起こるかということですが、
それは、それを行う先生の腕によって変わってくると思います。
(あたりまえですが・・・)
つまり、経験が多くて、上手な先生、丁寧な先生なら
失敗、ミスは少ないと思います。
ただ、心臓カテーテル検査、治療においては、
失敗、ミスはそんなに頻回に起こるものではありません。
また失敗、ミスというのは、治療を行う血管の
病変部の状態によって、
ぜんぜん変わってきます。
難しい病変部の治療であれば、腕のいい先生でも
失敗するかもしれません。
通常、心臓カテーテル治療は、心臓カテーテル検査を
行った後に行うのですが、
治療を行う前から、難しい病変部なら
成功率は50%くらいかなという
場合はあります。
ただ、成功率が50%でも、もし治療を行わないので
あれば、心臓バイパス手術になってしまうので、
手術がいやな患者さんなら、心臓カテーテル治療を
行います。
難しくない病変部の患者さんなら、失敗、ミスの
割合としては、10件やって0です。
50件やって1件くらいの割合ではないでしょうか
しかしそれは病院や先生によってかわってくるので
なんともいえませんが、
言えるのは、通常の先生で、そんなに難しくない
一般的な病変部であれば、
ほとんど失敗、ミスはありません。
9割は失敗しないでしょう。