出血
■出血
出血とは、体の血液が外へでることである。
心臓カテーテル検査、治療においては、カテーテルを挿入
している部分のからの出血が考えられる。
まず、はじめに考えられるのは、
カテーテルを入れるためのシースといわれる留置針
を入れれ、そこにガイドワイヤーやカテーテルを
入れる際にすこし出血することがある。
これは、ほんと少しの出血なので問題となることはない。
この部分は、検査や治療中は血液が漏れることはない。
出血の可能性が高いのは、検査、治療が終わり
カテーテルやシースをとった後の止血を行っている時
である。
止血は圧迫止血になる。
穴をあけた血管は動脈なので、止血があまいと
動脈の圧力で血液が漏れてくる。
そして最悪そこから出血することとなる。
つまり、圧迫止血が不十分であると大量出血も
ありえるので、止血には十分注意しないといけない。
止血が不十分で、大量出血した場合は、
最悪ショックを起こす場合もある。