血管閉塞、急性心筋梗塞
■血管閉塞、急性心筋梗塞
血管閉塞とは、カテーテルを入れる動脈が閉塞してしまう場合と
冠動脈が閉塞してしまう場合がある。
どちらも細い血管が閉塞しやすく、太い血管ほど閉塞しにくい。
心臓カテーテル治療の際は、ガイドワイヤーやカテーテルを
細くなっている病変部を通過させないといけないので、
もしこの病変部のプラークといわれるものがはがれて
飛んでいったら、その先の血管に詰まることになる。
そしてそれが完全閉塞すると、
急性心筋梗塞になる。
もし、冠動脈が詰まって、閉塞したり、急性心筋梗塞に
なったとすれば、もちろん治療を行う。
通常は、閉塞した部分に対して吸引を行うか、
血栓を溶かすことを行う。
狭心症を誘発している血管の病変部の状態によっては、
誰にも起こる可能性のある合併症である。
もちろん、先生は冠動脈を閉塞させることに細心の
注意をはらい、カテーテル、ガイドワイヤーを進める
時は、慎重にすすめている。
もし、急性心筋梗塞になったとしても、家で急性心筋梗塞に
なったのと違い、すぐに治療ができるので、
死亡となるケースはまずない。