狭心症をほっておくとどうなるか?
■狭心症をほっておくとどうなるか?
狭心症の症状(胸が痛いなど)があるのにもかかわらず、
病院嫌いで、なかなか病院にいかない人がいると思います。
ではその場合、心臓はどうなるのでしょうか?
もし狭心症になっていて、そのままほっておくと、
その病変部はだんだんと進行して、だんだん狭窄の割合が
ひどくなってきます。
つまり、病気の進行です。
狭心症というのは、心臓の冠動脈がなんらかの原因で
狭窄してくる病気です。
そしてその狭窄度により、心臓にかかるダメージが変わってきます。
狭心症をほっておくと、複数の病変部が進行している恐れもあります。
つまり、1部分の狭窄だけでなく、2つや3つの病変部が
狭窄しているということです。
これは検査してみないとわかりませんが、
ずっと狭心症をほっておいて、心臓カテーテル検査をしたときには
症状が悪化しすぎて、心臓カテーテル治療はできずに、
心臓バイパス手術をするしか方法がないということも
ありえます。
特に、
・喫煙
・糖尿病
・高脂血症
・高血圧
などの人は、すべての冠動脈がぼろぼろになっている恐れも
あります。
なので、すでに検査したときでは遅かったということがなく、
心臓カテーテル治療で治療できるように、狭心症の症状が
ある場合は早めの診断が重要になってきます。
ほっておいても治ることはなく、悪化するだけなので、
早めに病院を受診しましょう。