ショック

ショック

ショックとは、医療用語では

急激な生体反応がおこり、急な血圧低下、

意識消失、血管拡張などが起こることをいう。


ショックが起こると、血圧が低下して

各臓器に行く血液が少なくなり、それが長時間続くと

各臓器不全となるので、早急に対処し血圧を維持しないと

いけない。


ショックがおこる原因としては、

心臓カテーテル検査中や治療中では、

・出血量の増加

・造影剤による生体反応

・迷走神経反射

・薬

・心臓、血管の反応

・血管のれんしゅく

など

によるものが複雑にからみあって

生じるものと考えられる。


ショックが起これば、薬で血圧を上昇させ、

もし重症であれば、補助循環装置(IABP、PCPSといわれる

循環を補助する装置)を使い、血圧や循環血液を

維持する。


心臓カテーテル検査、治療では起こる可能性はあるが、

まれである。

ほとんど起こることはない。


心臓カテーテルとは関係ないが、

よく知られているショックは、

アナフィラキシーショックといわれる、アレルギー反応に

よるショックがある。

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