ショック
■ショック
ショックとは、医療用語では
急激な生体反応がおこり、急な血圧低下、
意識消失、血管拡張などが起こることをいう。
ショックが起こると、血圧が低下して
各臓器に行く血液が少なくなり、それが長時間続くと
各臓器不全となるので、早急に対処し血圧を維持しないと
いけない。
ショックがおこる原因としては、
心臓カテーテル検査中や治療中では、
・出血量の増加
・造影剤による生体反応
・迷走神経反射
・薬
・心臓、血管の反応
・血管のれんしゅく
など
によるものが複雑にからみあって
生じるものと考えられる。
ショックが起これば、薬で血圧を上昇させ、
もし重症であれば、補助循環装置(IABP、PCPSといわれる
循環を補助する装置)を使い、血圧や循環血液を
維持する。
心臓カテーテル検査、治療では起こる可能性はあるが、
まれである。
ほとんど起こることはない。
心臓カテーテルとは関係ないが、
よく知られているショックは、
アナフィラキシーショックといわれる、アレルギー反応に
よるショックがある。