気泡混入

気泡混入

気泡混入とは、血管内に気泡が入ってしまうことである。

通常は、血管内には気泡はない。

気泡が入ると、気泡の逃げ場所がないので、血流にのって

細い血管につまる。

そして血管を閉塞させる。


少量の気泡であれば、消失するので問題ないが、

大量の気泡が入った場合、血管が閉塞する恐れがある。


なぜ気泡が入るのかというと、それは先生のミスである。

カテーテルからは、造影剤を入れるが、

そのときに間違えて気泡を入れてしまうというミスの

場合、血管内に気泡が入る。

ミス以外に、気泡が血管内に入ることはありえない。

気泡が血管内に入ることでもっとも重症なのは、

脳血管に気泡が行ってしまい、脳血管閉塞

を起こした場合である。

いわゆる脳梗塞である。

この場合がもっとも重症となる。

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