気泡混入
■気泡混入
気泡混入とは、血管内に気泡が入ってしまうことである。
通常は、血管内には気泡はない。
気泡が入ると、気泡の逃げ場所がないので、血流にのって
細い血管につまる。
そして血管を閉塞させる。
少量の気泡であれば、消失するので問題ないが、
大量の気泡が入った場合、血管が閉塞する恐れがある。
なぜ気泡が入るのかというと、それは先生のミスである。
カテーテルからは、造影剤を入れるが、
そのときに間違えて気泡を入れてしまうというミスの
場合、血管内に気泡が入る。
ミス以外に、気泡が血管内に入ることはありえない。
気泡が血管内に入ることでもっとも重症なのは、
脳血管に気泡が行ってしまい、脳血管閉塞
を起こした場合である。
いわゆる脳梗塞である。
この場合がもっとも重症となる。