粥腫(プラーク)とは?
■粥腫(プラーク)とは?
粥腫は、冠動脈の血管の内膜にコレステロールや
脂肪などの物質と血中にあるマクロファージと
いわれる物質が沈着したものです。
粥腫とは、よくないものですね。
血中をうようよしているのではなく、血管の内に
へばりついたりしています。
その中は、いろいろな物質がはいっており
よいものでなく、なにもなければそのまま
血管内に付着して問題をおこしませんが、
それが大きくなったり、ぴろぴろと一部が
はがれていたりするとちょっとよろしく
ありません。
通常は粥腫は血管の内膜にこびりついています。
これがなんらかの圧力などで、破裂すると
そこから血栓ができてそれが血流にのって
冠動脈を閉塞すると心筋梗塞になります。
このような危険があります。
粥腫はあるかどうかは、血管を直接みてみないと
わかりません。
ですので自分の粥腫はあるのかどうかといわれても
調べようがありません。
調べようとおもったら、心臓の血管は
調べられます。
心臓カテーテル検査でIVUSというものがあるので
それでだいたいの血管の直径がわかるので
どこが細くなっているかわかります。
これが粥腫かどうかはわかりませんが、
その可能性は高いです。