臨床工学技士の所属と職場
■臨床工学技士の所属と職場
臨床工学技士の所属と職場の関係ですが、
職場によって所属も変わってきます。
●病院勤務の場合
職場が病院の場合、臨床工学技士の所属は病院によってさまざま
です。
所属とは何かというと、要は自分の所属長は誰になるか?
ということです。
つまり自分の上司のトップは誰かということです。
臨床工学技士の場合は、この所属が病院ごとにまったく
違っています。
そして所属長は、医師の場合がほとんどです。
●所属の部署の種類
・臨床工学部、臨床工学科、臨床工学室 所属
これは比較的臨床工学技士の人数が多いところですね。
人数が多いとは、10人以上と思ってください。
・麻酔科所属
これは、所属長が麻酔科のドクターの場合です。
麻酔科所属の臨床工学技士も多いみたいです。
・集中治療科所属
これは、集中治療室を管理しているドクターのところに
所属しているということです。
だいたい、麻酔科になります。
・腎臓内科所属、人工透析室所属
これは仕事が人工透析が主な場合の所属と
なります。所属長は腎臓内科になります。
・心臓血管外科、胸部外科 所属
これは主に人工心肺の仕事をしたり、手術室の
仕事をしている場合です。
・看護部所属
これは、臨床工学技士の人数が1人などの場合、
看護部に組み込まれる場合があります。
その他もありますが、
だいたいこんなかんじです。
なぜ、所属長が医師の場合が多いのか?が
疑問ですが、まだまだ臨床工学技士の人数が少なく、
組織的にも小さい、また年齢もまだ若いなどが
あげられるのではないでしょうか?
(年齢の高い、臨床工学技士もいますが)