■その他の仕事
その他の仕事とは、
・業者とのやりとり
・院内教育(勉強会の開催)
・発注、在庫管理
などがあります。
●業者とのやりとりとは?
業者とのやりとりとは、病院内にはさまざまな
医療機器があり、また医療機器は日々進歩していくので、
新しい機器ができてきます。
その新しい機器ができたときや、使用する場合、
業者の方に説明してもらい、操作方法などを覚えます。
そしてその操作方法を医師や看護師に教えることになります。
また、医療機器の選定の時、いろいろな業者から
説明をしてもらい、またデモンストレーションを行い、
そしてどの医療機器を買うかを決めたりもします。
またおすすめな医療機器を先生に紹介したり、
看護部に紹介したりします。
故障や、修理の時も業者の方と連絡をとり、
代替器を持ってきてもらったり、どこがおかしいのか
聞いたりします。
このように、臨床工学技士は、院内だけでなく、院外の
卸売り業者の人やメーカーの人たちと、話をする機会が
多いです。
また営業の方や技術の方と話しをすることで、いろいろな
情報を得ることもできます。
●院内教育の仕事
院内教育とは、勉強会の開催などですが、
看護師むけの勉強会を開いたりします。
どんな勉強会を開くのかというと、
・輸液ポンプ、シリンジポンプの使い方
・人工呼吸器の使い方
・血液浄化装置について
・除細動器について
など、
各医療機器で、看護師さんがよく使う機器などが
よく対象となります。
目的としては、医療機器の医療事故をなくすという
目的が多いです。
●発注、在庫管理
発注、在庫管理とは、
医療機器の部品などの在庫管理や、発注
また臨床工学技士が管理している医療機器の
消耗品などの発注などです。
医療機器の修理の時に必要になる
部品の発注なども行います。
たとえば、人工呼吸器の管理を行った場合、
人工呼吸器にはさまざまな部品や回路で
構成されるので、その部品の管理や
発注をおこないます。
管理する医療機器が増えれば増えるほど
この仕事が多くなります。