病棟での仕事

病棟での仕事

病棟とは、一般的に、患者さんが入院して、入院ベッドの

ある病棟のことです。

だいたい病院は、各病棟、診療科別に分かれています。

つまり、循環器系の病棟、呼吸器系の病棟、産婦人科の病棟

、がんの病棟など、病気別に分かれています。

そして、その病棟には、ナースステーションがあります。

各病棟ごとにも、医療機器はあります。

どんな医療機器があるのかというと、

・パルスオキシメーター
・血圧計
・酸素流量計
・ベッドサイドモニタ
・セントラルモニタ
・輸液ポンプ
・シリンジポンプ
・ネブライザー

などです。

そしてこれらの機械にトラブルがおこったり、

故障したりすれば、臨床工学技士の出番になります。

だいたい病棟で機械がおかしくなれば、臨床工学技士が

点検します。

例えば、心電モニターの送信機の調子がおかしいという

電話があれば、その病棟までいって、送信機をチェックします。

ベッドサイドモニタの調子が悪ければ、そこまでいって

チェックします。

このように、直接病棟にいって、機械をみることで

すばやく対処することができます。

すぐに点検できない場合は、臨床工学技士室までもってきて

点検します。

たとえていうなら、病院内のサービスエンジニアという

感じです。

このような、医療機器の点検などを行うのが

病棟での臨床工学技士の仕事ですが、

医療機器の知識はもちろん必要です。




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