学校では何を勉強するのか?

学校では何を勉強するのか?

臨床工学技士の学校は基本は専門学校の3年過程である。

1年目は、一般教養科目と専門科目

2年目は、専門科目と実習

3年目は、専門科目と病院実習

だいたいこんな感じである。

まず、1年目であるが、

1年目は、専門科目はちょっとしかなく、

ほとんど一般教養的な科目となる。

どんなものがあるのかというと、

・英語
・ドイツ語
・心理学
・倫理学
・物理学
・保健体育

などがある。

実習は、化学や物理の実習がある。

大学でいう一般教養と同じかんじで、このころは

あまり専門科目が少ないのでおもしろくないと思う。


2年目は、専門基礎科目、専門科目が多くなる

専門科目と、専門基礎科目というものがあり、

どちらも

医学と工学に分かれる。

臨床工学技士は、医学と工学を知っていなければならないので

だいたい学校では、

医学50%
工学50%

の割合で勉強する。

医学は、解剖学や生理学、生化学、免疫学などの

基礎科目から行う。

医学は深いので、勉強を深く掘り下げていけば、掘り下げる

ほど深くなっていく、なので勉強しようと思えば、とても

勉強が多くなる。

医学を習ったばかりなら、すこしずつ理解していくとよいと

思う。

病院にはいってからも医学は勉強していかないといけないので

学生時代にこの医学の基礎をしっかりしておかないと、

もう一回勉強しなおすこととなる。

工学系は、電気工学、電子工学、材料工学、機械工学など

本当の工学系がたくさんあり、物理が苦手な人や

高校が文系の人はちょっと抵抗間があり難しいと思う。

実際、臨床工学技士の学校での勉強だけでは到底

理解できない。

なぜなら工学系も深くやろうと思えば、深くなるからである。

ただ、実際に病院で働くときには、そんなに深い工学系の

知識はいらない。

しかし、人体の機能は、工学系にも変換でき、医用生体工学

などは、医学と工学をあわせたものだが、工学を知っておく

と医学の理解もより深まると思う。

工学系はとっつきにくいので、物理や数学が苦手な人は

つらいと思うが、この工学が強いか、弱いかが、

臨床工学技士の能力の差がつくところではないかと

思う。(医学はたいてい誰でも勉強したらわかるので)


実習にはどんなものがあるのかというと、

専門基礎科目の実習は

・基礎医学実習
・電気、電子工学実習
・情報処理実習

などがあります。

2年後半から3年は専門科目となります。

専門科目は、

・医療機器について
・人工透析について
・人工心肺について
・人工呼吸器について

医学系は
・呼吸器
・腎臓
・心臓
・内科
・外科

などを学びます。

3年時には、病院実習が2ヶ月くらいあります。

3年時の後期になると、国家試験対策に

なると思います。




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