人工透析とは

人工透析とは

人工透析とは、臨床工学技士のほとんどが仕事としている業務である。

対象は、慢性腎不全の患者さんです。
慢性腎不全の患者さんで、腎臓内科医などのお医者さんから
透析導入しましょう。といわれた場合、この人工透析を行うことになる。

基本的には、おしっこができない代わりに人工透析を行う。

おしっこができないと、人体から不純物を放出できないので
このままでは、血管内の水分がたまり、心不全になる。

なので透析は一生おこなわれなければならない。

現在は、週に3回がスタンダードである。

もちろん個人差によってこれは違う。

だが、ほとんどの人は週に3回人工透析を行う。
月水金、火木土などが多い。

人工透析は、透析という原理で、電解質の補正を
行う。

電解質補正とは、血液中の電解質を補正することだ。

血液中の電解質がなぜおかしくなるのかというと、それは
腎臓の機能がただしく働いていないからによる。

電解質が異常になると、最悪心臓がおかしくなる。

これはカリウムが上昇することによる。

不整脈もでやすくなる。

人工透析は、これら不純物をとることと、電解質補正、
また水分補正も行う手技である。

人工透析には人工透析装置というもので行う。

血液をきれいにするのは、ダイアライザーという
もので行う。

言葉では難しいが、装置をみればすぐにわかる。




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