空気感染(飛沫核感染)とは?

空気感染(飛沫核感染)とは?

結核は、空気感染です。

飛沫核感染ともいわれます。

まず、結核の患者さんが、咳やくしゃみをすると、しぶきが空気中に出

てきますが、この中に結核菌が含まれています。

結核菌の周りには水滴がついていて、大きさは5um異常の粒子とな

っています。

この結核菌に水滴がついている状態では、落下速度が

30〜80cm/秒となります。

これは、1秒で80cm落下するということです。

そしてこの結核菌に水滴がついてる状態から水滴が蒸発すると、結核

菌だけになります。

そうすると、落下速度は0.06〜1.5cm/秒となり(この状態を飛沫核と

いいます)

空気中を浮遊することになります。

この浮遊している結核菌を吸い込むとその結核菌が肺の中に入り込

み感染したことになります。

結核菌は、このように空気中を介して人から人へ感染していきます。

これを空気感染(飛沫核感染)といいます。

 

01結核の基礎知識

02結核の症状

03結核の診断

04結核の治療

05結核の検査

06結核の予防

07結核のQ&A

08結核病棟の裏側

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