DOTS(ドッツ)とは?
DOTSとは、
Directly Observed Therapy Short-couse
の4つの頭文字をとったもので、
日本語訳としては
「直接監視下短期治療」
もしくは、
「対面服薬確認治療」
というもので、
要は、患者さんが結核の薬を飲まなかったり、飲み忘れたり
するのを防ぐために、
医療従事者が直接確認して飲んでもらうというものです。
目的は、
薬の飲み忘れを防ぐことです。
それほど、結核の薬をちゃんと飲むことが大切ということです。
また、このDOTSは、WHO(世界保健機構)が
提唱する結核対策の戦略のブランドネームです。
DOTSは、
@感染源として重要である喀痰塗沫患者の治療を優先すること
A患者が薬を飲み込むところを医療従事者が毎回確認すること
B結核患者に適正治療を提供し、治療経過と治癒を評価すること
C抗結核薬の供給体制を整備すること
D政府はDOTS戦略を指示し、高い優先権をあたえること
の5つの要素からなりたつ
結核の戦略である。