結核の塗沫検査とは?

結核の塗沫検査とは?

塗沫(とまつ)検査とは、喀痰などの検体組織を

チール・ネールゼン染色で、赤く染めて

それを顕微鏡でみて、抗酸菌がいるかどうかをみる検査である。

赤く染まる細菌は抗酸菌である。

抗酸菌は、結核菌と非結核性抗酸菌がある。

抗酸菌がでたということは、結核の可能性が

あるということである。

また塗沫検査が陽性ということは、

抗酸菌がでているということなので、

他人に感染させる恐れがある(結核菌ならば)

 

しかし、この塗沫検査で陽性が出たからといって、結核かどうか

はまだ分からない。

非結核性抗酸菌かもしれないからである。

 

確率からいうと、抗酸菌が陽性のとき、結核菌の確率の方が

高い。


 

01結核の基礎知識

02結核の症状

03結核の診断

04結核の治療

05結核の検査

06結核の予防

07結核のQ&A

08結核病棟の裏側

Copyright © kaikai.net All Rights Reserved.