多剤耐性結核患者は特別な病棟であった?
多剤耐性結核患者と通常の結核患者は、通常別の病棟に
入院します。
つまり、一般の結核患者さんの病棟と
多剤耐性結核患者さんの病棟と
2つの病棟があることになります。
では、なぜこの2つに病棟を分けるのでしょうか?
それは、多剤耐性結核が、感染しないようにです。
また、多剤耐性結核は、どちらかというと重症です。
なぜなら薬が効かないということは、結核がなかなか治らない
からです。
一般の結核と比べても治る確率は低くなります。
なので、結核の病気でも、多剤耐性結核は別物なのです。
多剤耐性結核の病棟は、設備がしっかりしています。
それは、より感染したときのリスクが高いからです。
感染防止にも慎重なのです。
一般の人(家族の人)などが、多剤耐性結核病棟に
近づくときは、注意が必要です。
しっかりとマスクをつけてからいきましょう。