多剤耐性結核菌とは何ですか?

多剤耐性結核菌とは何ですか?

多剤耐性結核菌とは、

・INH(イソニコチン酸ヒドラジッド)

・RFP(リファンピシン)

2つの抗結核薬が効かなくなった結核のことをいいます。

通常主に使用される抗結核薬は、

・INH(イソニコチン酸ヒドラジッド)

・RFP(リファンピシン)

・PZA(ピラジナミド)

・SM(硫酸ストレプトマイシン)

・EB(エタンブトール塩酸塩)

がありますが、このうち

・INH(イソニコチン酸ヒドラジッド)

・RFP(リファンピシン)

の2つの薬が効かなくなる結核を

多剤耐性結核といいます。

この2つの薬が効かなくなると、

結核の治療がたいへん難しくなります。

その結果、入院も長くかかります。

多剤耐性結核は、薬だけでなく

毎日の食べ物や、運動などを含めた総合的治療

が必要となってきます。

 

01結核の基礎知識

02結核の症状

03結核の診断

04結核の治療

05結核の検査

06結核の予防

07結核のQ&A

08結核病棟の裏側

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