非結核性抗酸菌症(非定型抗酸菌症)とは?
チール・ネルゼン染色法で赤く染まる細菌は、すべて抗酸菌とよばれ
ています。
現在は70種類以上の抗酸菌が分離されています。
この70種類以上の抗酸菌のうち、
ヒト型結核菌(2種類)とウシ型結核菌(2種類)の
計4種類を除外した抗酸菌をまとめて
非結核性抗酸菌(非定型抗酸菌)といいます。
そしてこの非結核性抗酸菌による感染症を
非結核性抗酸菌症といいます。
非結核性抗酸菌症は、結核と違って
人から人の感染はほとんどないとされています。