結核の診断
結核の診断ですが、
まず結核かどうかを調べるため
以下のような検査があります。
・ツベルクリン反応
・結核菌検査(PCR、塗沫、培養)
・胸部X線(レントゲン写真)
・胸部CT
・呼吸機能検査
・痰の細菌検査
・血液検査
などがあります。
そして
・胸部X線(レントゲン写真)および胸部CTの画像による診断
・痰の検査で結核菌が検出されたかどうか(培養検査、塗沫検査)
・慢性呼吸器疾患でないのに咳や痰が2週間以上続く場合
などにより結核の診断を行います。
簡単に言えば、痰から結核菌が検出されれば、結核です。
なので、喀痰検査といって、痰の検査をして、
レントゲン写真をみて判断ということになります。
最終診断確定は、痰の培養検査において、結核菌が
陽性かどうかで判定します。
培養検査は、ある程度日数がかかるので、(液体培地では
1〜2週間)病院を受診したその日に結核が確定するわけでは
ありませんが、結核の可能性が高いかどうかはわかります。
レントゲン写真も、それをみて結核確定というわけでは
なく、レントゲン写真を診ただけでは、わからないことも
あります。