ツベルクリン反応の偽陰性をおこす病態
ツベルクリン反応の偽陰性をおこす病態があります。
これは、ツベルクリン反応を一時的に減弱させる
状態です。
・重症結核
・サルコイドーシス
・悪性リンパ腫
・麻疹、風疹、水痘、またこれらのワクチン投与後
・ステロイド、免疫抑制剤投与時
・低栄養状態、人工透析
・癌末期
・高齢
上記の状態でツベルクリン反応の偽陰性がみられます。
偽陰性とは、反応は陰性であったけど、本当は陽性かもしれない
ということです。
陰性であれば、結核に感染したことがない。
陽性であれば、結核に感染したことがある。
ということです。