結核院内感染増加の要因

結核院内感染増加の要因

我が国における結核の院内感染増加の要因は

どこにあるのでしょうか?

・高齢者を中心に塗沫陽性結核患者数の発生件数が増加した。

 これは、塗沫陽性とは、誰かに感染させている可能性が

 高いということですね。

・若い医療従事者の大半が結核に未感染である。

 昔は、いつのまにか結核に感染していたということが

 ありますが、今は若い人で結核に未感染の人が増えてきました。

 
・病院の施設の構造、設備がちゃんとした感染防止になっていない。

 これは病院の施設の問題ですが、やはり構造上感染を防げるように

 なっていないといけません。

・気管支内視鏡検査、気管内挿管、ネブライザーなどの
 
  咳を誘発する処置が増加した。

 咳を誘発するということは、結核菌を外へ出すということなので

 それだけ結核菌と接触する回数が多くなります。

 

01結核の基礎知識

02結核の症状

03結核の診断

04結核の治療

05結核の検査

06結核の予防

07結核のQ&A

08結核病棟の裏側

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